暮らし・介護
高齢化とともに介護問題が深刻になり、近年では行政や民間のサービスも増えています。まずは、身体が思うように動かなくなってきた時にどこで暮らしたいのか、誰に面倒を見てもらいたいのか、という自分の気持ちに向き合い、次に家族の状況や経済的な状況、行政の仕組みなどを確認しましょう。オリーブの木は自分の気持ちに向き合うお手伝いや、ケアマネージャーなど専門家のご紹介もできます。
在宅か施設か
「どこで最期を迎えたいのか」という気持ちと、身体の状態や家族の状況などによって決まってきますが、基本的に自宅で過ごすのか、介護施設に入居するのか、大きく分けて2つの選択肢があります。介護施設には、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)や有料老人ホーム、グループホームなど多くの種類があり、入居条件や入居にかかる費用などもさまざまです。また、「どこで暮らすのか」ということでもあるため、家の処分などとも併せて考えていくとよいでしょう。
誰が介護するのか
在宅の場合は、家族による介護、ヘルパーによる介護となります。いずれにしても家族の負担は大きくなります。日中だけ施設を利用するデイサービスや、短期で宿泊するショートステイなど施設を併用することで、家族の負担を減らすことができます。